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「塾技63 英語」の中身を家庭教師の私が検証しました!

高校受験参考書

「英語塾技63」がおすすめ!

最終的には難関大学に進学することを目指している中学生、私立難関高校や国立高校、自校作成問題を出題する公立トップ校を目指している中学生のために、ここでは「英語塾技63」という参考書を紹介します。

「塾技」とは呼んで字のごとく「塾の技」です。有名進学塾「Z会進学教室」の講師が、学校では教えてくれないが塾では教える高校受験のための重要ポイントを、分かりやすく解説してくれています。これを使うと、塾に行かなくても塾の高度な指導内容を学習できます! 現在通塾していなくて、将来難関大学へと進みたい中学生、塾なしで私立難関高校や国立高校、公立トップ校を受験しようとしている中学生に強くお勧めします。

ゴールは難関大入学であっても、公立中に通う中学生は、まず高校入試を通過しないといけません。けれどもどんなに有名な高校に行こうとも、高校は学歴にはカウントされないし、有名高校に入学できたからといって、3年後に難関大学に合格できる保証はありません。ですから通過点に過ぎない高校入試のためだけに、時間やエネルギーを注ぐのはもったいないです。どうせ努力するのなら、高校合格はもちろんのこと、最終ゴールである難関大合格につながるような、有意義な勉強をするべきだと思うのです。「塾技」はそんな場合の強い味方になります!

私の専門は英語なので、英語を例にあげてお話しますね。

公立中学で使われている教科書は、内容が薄くて、難しいことは高校に先送りした形になっています。例えば関係代名詞。「ゆとり教育」以前では、who, whose, whom (主格、所有格、目的格)の3つが中学校で教えられていました。しかし「ゆとり教育」によって whose と whom はカットされ、高校へ回されてしまいました。

関係代名詞はほんの一例です。色々な単元に関して高校にしわ寄せがいってしまいました。そのため高校の指導内容が増え、高校に入ったとたん英語が苦手になってしまう生徒を私は今まで何人も見てきました。

私立難関高校の入試などでは、このような高校内容も平気で出題されますから非常に厄介です!

しかし「塾技」では、上記のような高校に移行になってしまった内容も含め、中学では教えてくれないが入試では頻出の重要ポイントについて、丁寧に解説してくれています。

また自分の志望校は公立高校で、学習指導要領の範囲内で出題されるから、応用問題は学習する必要がないと思う人もいるでしょう。しかし、もしあなたが(お子様が)最終的に難関大学合格を目指しているのなら、この「塾技」で応用ポイントも今のうちに学習しておくことを是非お勧めします! 繰り返しますが、高校合格は通過点に過ぎません。「塾技」では、単元ごとに高校内容へと通じる重要ポイントが学習できるように構成されています。受験勉強を高校入学という通過点のためだけにするのではなく、それより先へとつながる強固な学力を身に付けるために行いませんか? 高校に入った時に差がつく勉強を今から始めてしまうのがおすすめです!

では「塾で教える高校入試 英語塾技63」についてもっと詳しく説明しましょう。

「英語塾技63」は解説が分かりやすい!

「塾技」は自学自習で進めることを前提に作られています。中学生が一人で読んで理解できるような丁寧な解説が嬉しいです。

家庭教師である私が読んでも、「なるほど、こうやって生徒に説明してあげればいいのだな」と勉強になるほどです。「かゆいところに手が届く」という感覚の丁寧さです!

市販されている参考書の中には、取り上げている練習問題自体は良くても、その解説が不親切で、中学生が一人では使えないものも多いですが、「塾技」にはそんな心配はありません。

「英語塾技63」は塾で教える重要ポイントを網羅している

「英語塾技63」は、学校では教えてくれないが、進学塾では教える難関高校入試頻出事項をもれなくカバーしています。

しかも覚えるべきポイントが、中学生が理解しやすいようによく整理されています。

こんなに教えてしまって、塾が儲からなくなるのでは?とZ会進学教室のことが心配になるほど(笑)、大切なポイントを順序よく押さえています。塾技があれば、通塾する必要がありません!

「英語塾技63」は問題量が豊富

「塾技63」には、「例題」「演習問題」「入試レベルの問題」と、問題量が豊富です。

「塾技」は中1範囲から始まりますが、中1内容でも「入試レベルの問題」はあるのです!今中1であっても入試問題にチャレンジすることで、周りに差をつけて力をつけていくことができます。早い段階から実力をめきめきつけてしまいましょう。

「別冊解答」で「入試レベルの問題」に再チャレンジできる

「英語塾技63」には「別冊解答」がついています。そこには「入試レベルの問題」の解答・解説が載っているのですが、問題文も合わせて掲載されているので、そこをつかって問題の解き直しをすることもできます。

解説は、本冊の「例題」「演習問題」の解説と同様に、とても丁寧です。

「英語塾技63」の巻末「重要例文集」が便利!

英語は「理解」しただけでは身に付きません。重要文を繰り返し音読して、暗唱できるようになって初めて、その表現を使えるようになり、入試で得点することができます。

巻末には各塾技を使った重要例文が記載されています。各単元の学習を終えたら必ずこの例文を暗記することで、確実に力がついていきます。

「英語塾技63」の取り組み方

「英語塾技63」は「中1・2で習う分野」と「中3で習う分野」に大きく分かれています。今何年生であっても、内容が濃いので、最初から始めることをお勧めします。

難関高校受験を目指しているのなら、中1から塾に行く代わりに「英語塾技63」を使うのもよいでしょう。中2~3年になって、使い始めるのもよいです。また通塾している人が、塾で教えられたことの確認・復習として、「塾技63」を使うという方法もあります。

内容が濃く、難しいので、入試本番までに2~3周することが望ましいです。そのためにも、なるべく早いうちに使い始めることをおすすめします。

なお、基本的なことは理解できていることを前提に構成されていますので、基礎内容に不安がある中学生は、別の参考書を使いましょう。

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