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【塾なし高校受験】本多式中学英語・速読長文がおすすめ!

高校受験参考書

高校入試・英語長文攻略ステップ

「高校受験勉強のやり方がわからない!」と悩む中学3年生が多いようです。ヤフー知恵袋などを見ていると、そういった相談を多数見かけます。

通塾している中学生は塾がリードしてくれます。しかし塾に行っていないと、勉強をしなければいけないのは分かるが、何から手を付ければいいのか見当がつかないと、不安になってしまいますね。

そこで塾に行っていない中学生のために、高校受験勉強の方法、なかでも入試の要である英語長文問題のおすすめの攻略法について、お話します。

塾なし高校受験・英語攻略4ステップ

1.学校の授業を大切に!
    ↓
2.スタディサプリで中学内容を終わらせよう!
    ↓
3.英語長文の速読トレーニングをしよう!
    ↓
4.過去問で本番に備えよう!

それぞれについて、具体的に見ていきましょう。

1. 学校の授業を大切に!

まずは学校の授業をしっかり受けましょう。

特に公立高校を受験する場合は、都道府県によって扱いが異なりますが、一般的に内申点が重要になります。定期テストにはどの教科でも教員は「授業でやったこと」を出題します。定期テスト対策には、市販のテキストなどをわざわざ使って応用問題をやる必要はありません。それよりも授業に集中して、指示された課題やワークなどにしっかり取り組みましょう。

通塾などで忙しく寝不足なのか、授業中に居眠りをしてしまう中学生もいますが、もったいないです。受験生には時間が大切です。授業でやったことは教室でしっかり吸収して、あとあとに持ち越さなくて済むようにしましょう。

2.スタディサプリで中学内容を終わらせよう!

塾に通っている中学3年生は、高校受験を最終ゴールとして、そこから逆算して間に合うように、前倒しで学習をしています。一般的に塾では、夏休み~10月頃までに中学内容全般の学習が終わり、それ以降は受験に向けて演習問題や過去問に取り組んで入試本番を迎えることができるように、カリキュラムを組んでいます。

通塾しない場合、学校の進度に合わせて勉強をしていくだけだと、先生によっては入試本番までに教科書が終わらなかったり、入試のために演習期間を設けることができなくて、十分に準備ができないまま本番に突入してしまう可能性があります。

でも心配しないでください! 塾に行かなくても、月額1,815円(税込・12ヵ月一括払いの場合)のスタディサプリで自分で前倒し学習(先取り学習)をすることができます。(参考書を使って自学で前倒し学習をすることも可能ですが、中学生にはスタディサプリの映像授業の方が分かりやすいだろうと思い、おすすめしています。)

スタディサプリは、自宅で一流有名講師の授業を視聴しながら勉強ができる、オンライン学習システムです。月額1,815円~と格安でびっくりしてしまいますが、中身は大変充実しています。講義の質もとても高いです。

スタディサプリ中学講座で、まだ学校でやっていない単元の映像授業をサクサク視聴してしまいましょう。スタディサプリ中学講座は、英語・数学・国語が教科書対応になっています。ですので、自分がまだ何を習っていないかが分かりやすいです。

まだ学校の授業ではやっていない英語の文法や数学の分野を、理想的には10月末くらいまでに一通り終えてしまうのが望ましいです。理科、社会が受験科目にある人は、理・社もやっておきたいです。スタディサプリで学校よりも先に学習し、学校の授業は復習や確認にあてることをおすすめします。

詳しくは公式サイトで

3.英語長文の速読トレーニングをしよう!

次は、私の専門分野である英語についてお話します。スタディサプリで一通り中学英語文法を学習したら、次はいよいよ受験に向けた演習問題に入ることができます。

英語というと「英文法を覚える」ことが一番大切だと思う人が多いようですが、入試問題の中心は残念ながら英文法ではありません。「長文」です!

だからといって、いきなり過去問の長文問題を解き始めるのは、英語が非常に得意な人をのぞいて、無理があります。難しすぎます。

というのも、長文はとても厄介なのです。これから紹介する「未来を切り開く学力シリーズ・本多式中学英語マスター・速読長文」の著者、本多敏幸先生によれば、中3の英語の教科書1冊分の英文量は約2,000語。これに対し、高校入試の平均英文量は約1,000語。つまり教科書半年分の英文を、入試本番の制限時間内に読み解かなければならないのです!

学校の授業では英文法の指導に合わせて、大した分量ではない英文をゆっくり読んでいっていると思います。おそらく一文ごとに日本語に訳しながら理解していくことが多いのではないでしょうか。

しかしながら入試の長文は、いちいち日本語に置き換えてしまっていては、決して制限時間内に速く読むことはできません英語を英語のままで頭に入れていく技術が必要です。これは大学受験にも当てはまることなので、是非中学生のうちに十分トレーニングしてほしいテクニックです。

そのトレーニングのためにおすすめしたいのが、「未来を切り開く学力シリーズ・本多式中学英語マスター・速読長文」です。

「未来を切り開く学力シリーズ・本多式中学英語マスター・速読長文」は、短い英文から始めて、後半は実際の入試問題に使われた長文へとステップアップしながら、次の2つのことをめざして速読の訓練ができるように構成されています。

・英文を日本語に訳して理解するのではなく、英語のまま把握する。
・英文を一気に最後まで読み通す。

それでは実際に、「未来を切り開く学力シリーズ・本多式中学英語マスター・速読長文」の中身を紹介しましょう。

「本多式中学英語マスター・速読長文」は、20の長文と最後に3つの実力テストがついています。そのどれにも、使われている英単語数が付されています。

レッスン1はわずか22語の問題から。

速読長文22語.jpg

緑で囲っているところに文字数が付されています。

本文の横には単語が分からない人のために意味が書いてあります。

右ページには丁寧な解答・解説と日本語訳があります。

レッスン1:22語
レッスン2:33語
レッスン3:51語
レッスン4:59語
レッスン5:77語

このように無理なくステップアップできるように構成されています。また設問数が少ないので、解答するためにどの部分を意識して読めばよいか、つまりどうやって速く解答を見つければよいか、トレーニングをすることができるようになっています。

レッスン6からは単語数と共に、目標タイム(緑色のライン部分)が付されています。

速読長文2分.jpg

著者の本多敏幸先生によれば、高校入試においてはおよそ1分間に60語のスピードで英文を読んでいく必要があるということです。

詳しい解答・解説と日本語訳は、巻末についています。

レッスン6:目標2分 51語
レッスン7:目標2分30秒 70語
レッスン8:目標3分 78語
レッスン9:目標3分30秒 103語
レッスン10:目標4分 121語

単語数がさらにステップアップしていきます。

そして目標タイムが付されていることで、スピードを意識して読むことができます。つまり、「日本語にいちいち置き換えている暇はない」ということを体感できます。また、時間を計りながら設問に答えるので、「長文の中から素早く答えを見つける」トレーニングができ、「日本語に置き換えなくても設問に答える」ことが身に付いていきます

レッスン11~20では実際の入試問題で使われた長文に挑戦します。単語数も徐々に増えていきます。設問数も増えます。

こちらは2003年の青森の入試問題からの改題です。やはり目標タイムと単語数が付されています。

速読長文青森過去問.jpg
レッスン11:目標4分 156語
レッスン12:目標5分 201語
レッスン13:目標5分30秒 220語
レッスン14:目標6分30秒 272語
レッスン15:目標7分 307語
レッスン16:目標8分 384語
レッスン17:目標8分30秒 411語
レッスン18:目標9分 433語
レッスン19:目標9分 449語
レッスン20:目標10分30秒 538語

最後のレッスン20は本文が3ページ。目標タイム10分30秒、538語とレベルが最大にアップします。設問も2ページにわたります。

速読長文500語.jpg
本多式速読500字つづき.JPG

右ページは設問です。

本多式速読500字設問つづき.JPG

設問の続きです。

そしてこれらのレッスン1~20の後は、「最終実力テスト」が3問あります。

・2003年の東京都立高校の入試問題
・2004年の都立戸山高校の自校作成問題
・2003年の慶応義塾高等学校の入試問題

ここまでステップアップしながら取り組むと、だいぶ長文の速読力がついてきているはずです。20レッスンプラス3問の実力テストですから、1日1題解くとして、1ヵ月で終了できます。

4.過去問で本番に備えよう!

英語長文速読のトレーニングが終わったら、いよいよ過去問に取り組みましょう。最低でも過去3年分は解くことをお勧めします。実際に解いてみることで、出題の傾向が分かります。

過去問を解く際は:

・実際に時間を計って、本番と同じようにやりましょう。

・英語の長文問題は、先に設問にざっと目を通してから始めましょう。(設問に出てくる日本語がヒントになることもあります。何を答えなければならないかを知っておくことで、長文を読む際に答えを見つけやすくなります。)

・時間内に解き終わらない場合は、どこまでできたかを把握した後、時間がかかってもよいので、一通り解いてみましょう。

・間違えたところはしっかり復習しましょう。

・自由英作文が出題される高校もあると思いますが、これは自分では採点できないので、書いたものを是非学校の先生に添削してもらってください。

なお、スタディサプリ中学講座では、各都道府県の公立高校入試過去問3年分と解答を追加料金なしでダウンロード&プリントアウトすることができます。

また、各都道府県別の「高校受験対策講座」が役に立ちます!

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