「英文法レベル別問題集」で最速で英文法をマスター!!

大学受験参考書

英文法に時間をかけすぎるな!

大学受験勉強を始めるとなると、英語では、まずは文法から勉強しようとする受験生が多いようです。もちろん文法は大切です。けれども入試問題の中心は長文読解です。文法をどんなに完璧に覚えても、それだけで得点はあまり稼げません。

「文法が分からないと長文が読めない、だから文法を最優先させる・・・」受験生のその気持ちは分かります。しかし英文法の勉強に時間をとられすぎて、受験本番までに長文読解力をつけられないで終わったら大変です!

そこで家庭教師の私が、最小限の時間で英文法を攻略する方法をお勧めしましょう!

学校の授業で覚える!

まずは何といっても学校の授業を活用しましょう。たいていの高校では高1の時に、文法の学習を一通りすると思います。文型や動詞の時制から始めて、助動詞、不定詞、動名詞、分詞・・・というように単元別に授業が進むのが一般的です。

文法は「理解」しただけでは絶対にダメです! 覚え込まないと意味がありません。授業に沿って単元別にゴリゴリ暗記していきましょう!定期テストをペースメーカーにして進めていくとよいでしょう。

その際に気を付けたいのはテキストのこと。学校の授業で使っている文法のテキストは、授業中に先生が説明をすることを前提にしているので、演習問題中心で、解説が不十分かもしれません。その場合は、FOREST [フォレスト]やEVERGREEN [エバーグリーン]などの文法書を入手しましょう。

フォレストやエバーグリーンなどは、学校ですでに教材として配布されているかもしれませんね。どれでなければいけないということはありませんので、すでに購入して手元にある場合は、それを使えばいいです。

フォレストやエバーグリーンなどの文法書は、最初からすべて丁寧に読み進める必要はないです。勉強していく中で理解しにくい時などに調べるために使います。[授業+定期テスト]に合わせて進める家庭での復習で、1年生の終わりまでに文法を一通り覚えておくと、あとの受験勉強がとっても楽になります!

「ネクステ」で覚える!

もしあなたがもう高2~3年生で、残念ながら1年の授業で英文法を覚えそこなっていたら、そして学校ではもう単元別に教えてくれないなら、あとは自分でやるしかありません。

でも安心して下さい!予備校に頼る必要はありません。良い問題集が市販されていますから、自学自習で進めればよいのです。

私立専願で受験科目が少ないとか、まだ高2だという理由で時間的に余裕があるからとか、性格上、英文法・語法・熟語などを基礎から応用まで一冊で網羅したものを勉強したいという場合は、定番の Next Stage[ネクステージ](通称「ネクステ」)にじっくり取り組むとよいでしょう。私自身も家庭教師をしている生徒と一緒にネクステを何周もしたので(笑)、ポイントが網羅されている丁寧さと、歯切れのよい解説の良さを実感しています。

「英文法レベル別問題集」で覚える!

もしあなたが時間に余裕がない高3または浪人生の場合は、東進ブックス英文法レベル別問題集をお勧めします。なぜこの「英文法レベル別問題集」が良いかというと、タイトル通り「レベル別」になっていて、自分のレベルに合わせて無駄なく勉強ができるからです。

ネクステだと分量の多さから、途中で挫折してしまう人もいるでしょう。でも「英文法レベル別問題集」なら、薄いので、サクサク進めることができます。通学途中の電車の中でも取り組めるコンパクトさがあります。

「英文法レベル別問題集」の特徴

「英文法レベル別問題集」には次の6冊があります。

1.超基礎編【公立高校受験レベル】

「公立高校受験レベル」とありますが、中学内容に不安がある高校生が使うこともできます。「超基礎編」はそれぞれの品詞の使い方から始まります。中学校では品詞など丁寧に指導しない場合も多いです。中学校で文法をしっかり教えてもらえなかった高校生の味方になる一冊です。

2.基礎編【難関私立高校受験レベル】

「難関私立高校受験レベル」とありますが、内容的には高校初級レベルです。例えば関係詞と関係副詞の区別についてなど、分厚い文法書を読んでも分かりにくいことが、端的に分かりやすく説明されているのが魅力的です!

英文法レベル別問題集基礎編関係代名詞

例:関係代名詞と関係副詞の違いが図で示してあり分かりやすい!

3.標準編【センター試験(基礎)レベル】

英文法の重要事項が満載の一冊です。理解するだけで終わりにしてはいけません。暗記するべき表現やイディオムなどが整理されているので、それらを徹底的にマスターしましょう。そうすればかなりの文法力がつきます!

英文法レベル別問題集標準編メダマアルアル

例:自動詞と間違えやすい他動詞を”MEDAMARR”(メダマアルアル)で表にして、受験生が暗記しやすい!

4.中級編【センター試験・中堅私大レベル】 

大学受験に再頻出の文法分野に加えて、名詞・代名詞や動詞の語法など、分厚い文法書の終わりの方に出てくるような付随的な内容も扱っています。レベル4までマスターしておけば、私の経験からすると、難関私大や難関国公立大を受験する場合でも、文法に関してはひとまず充分です。

英文法レベル別問題集仮定法

例題のあとに、暗記すべき表現がリストアップされている!

5.上級編【有名私大・国公立大レベル】

大学受験に出題される難易度の高い文法・語法問題を項目別に演習します。時間に余裕がある難関大受験者や、難易度の高い文法・語法問題が単独で出題される大学を受験する場合は、レベル5の演習問題をこなしておくことで対策になるでしょう。

6.難関編【難関私大・難関国公立大レベル】

東大や早慶上智などの超難関大学で出題された問題を解きます。難問ばかりで、英文法だけでなく、語彙や熟語の知識の確認にもなります。

英文法レベル別問題集の選び方・使い方

英語が極端に苦手な人はレベル1から、そうでない人は自分の実力に合わせて、2、3、4のいずれかから始めると良いでしょう。誰でも少なくとも3まではマスターしましょう。4までマスターした段階で、文法に特化した演習はひとまず完了としていいでしょう。

あとは長文読解問題などをやりながら、「穴」を見つけたら、その都度フォレストやエバーグリーンなどの文法書で確認し、補強していくのが効率的です。

レベル5と6は、難易度の高い文法・語法問題を単独で出題する大学を受験予定の場合に限って、演習量を増やすために取り組めばよいでしょう。英文法対策が、受験の要である長文読解の勉強時間確保の妨げにならないように、全体のプランを立てることをお勧めします。

「英文法レベル別問題集」1~6の嬉しいところは、演習問題が、実際の入試問題から厳選された、良問揃いであることです。「難問」や「頻出問題」の場合は、そのマークが付されているのも使いやすいです。そして各問題について、著者である東進ハイスクールの安河内哲也先生が、必要かつ重要なことを、無駄なく端的に解説してくれています。

自分で選んだレベルで単元ごとに演習問題を解いたら、解説をよく読んで頭に入れて、重要ポイントを暗記していきましょう。理解があいまいなところが見つかり、「英文法レベル別問題集」の解説だけでは不十分だったら、フォレストやエバーグリーンで確認しましょう。そして必要に合わせて、次のレベルの問題集へと進んで、文法を仕上げましょう。

どのレベルに取り組もうとも、大切なのは「覚え込む」ということです。重要表現や熟語や例文を繰り返し音読して、体に染み込ませるようにして暗記するのです。文法は単独で出題される場合もありますが、基本的には長文読解や英作文をするための「道具」です。覚え込んで自分の一部とすることで、文法問題はもちろん、長文読解や英作文でも、初めて得点に結びつけることができます。

志望校合格をめざして頑張りましょう!!