2017年11月28日

大学受験英語で失敗しないために本番でやってはいけないこと

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大学受験本番が近づいてきました。受験生の皆さんは、模試の解き直しや過去問演習などに励んでいる頃かと思います。

ここでは、英語の大学入試本番で失敗しないために、やってはいけないことについてお話しします。模試では許されるが、本番では許されない失敗についても触れます。


失敗その1
英文和訳で、代名詞が指す内容を具体的に書く

英語長文中の一部を和訳する問題で、例えば、「itの内容を明らかにして、下線部を日本語に訳しなさい」という出題のされ方をする場合がよくあります。このように代名詞が何を指しているのか具体的に書くことが求められている場合、それを無視して単にitを「それは」などと訳すと大幅に減点されます。模試では「減点」で済みますが、大学入試本番では「出題指示に従っていない」ということで全×になる可能性すらあります。受験生は注意してください。

私が大学受験本番で「やってはいけないこと」として指摘したいのは、上記の逆パターンです。

「代名詞が指す内容を具体的に書け」という問題指示がないのにもかかわらず、itやtheyなどの中身をやたら詳しく書きたがる受験生がいます。正しく書けている場合は問題ありませんが、正しく書けていない場合は、もちろん減点されてしまいます。

そもそも代名詞が指す内容を詳しく書けば、それだけ時間もかかります。入試は時間勝負という面があるので、無駄な時間は省きましょう。

そして何より怖いのは、分かっているつもりでも間違えている可能性があるということです。あるいは、代名詞が指している箇所は正しく把握できたとしても、その箇所に含まれる単語を正確に訳せないかもしれません。気を利かせて詳しく書いたつもりが、失敗につながる余計な行為に終わる可能性があるのです。

代名詞が指す内容を正確に書けたとしても、それが求められているのでなければ、加点されることはありません。単純に「それは」「それらは」などと訳しておけば十分です。(もちろん「彼らは」とするべきところを「それらは」と訳したら減点されますが。)

気を利かせすぎて本番で失敗しないために、気をつけてください!


失敗その2
英文和訳で、左から訳す

英文を速く読むには、英語を英語のまま読んで、日本語に置き換えるために前に戻らないことが大切です。

例えば次のような英文があったとします。分かりやすいように簡単な英文にします。

I got up at five to cook breakfast for my family although I was very tired from working hard the day before.

(前日に懸命に働いたのでとても疲れていたが、私は家族に朝食を作るために5時に起きた。)

これを読む時は、次のように、左から読み進んで、前に戻ってはいけません。
いちいち日本語に置き換えず英語のまま読むべきですが、便宜上、日本語で書きます。

「私は起きた/5時に/朝食を作るために/家族のために/とても疲れていたが/懸命に働いたので/前日に」

英文を左から読み進めて、前に戻らないことは大切なので、上記のような左から訳していく方法を、英文訳を書く作業などをする際に、実践している受験生もいるかもしれませんね。

それはそれで結構なのですが、どうもそのせいか、受験生の中には、たまに試験の英文和訳でも、同様のことをする人がいます。上記ほど細切れでないにしても、例えば:

「私は5時に起きた。家族に朝食を作るために。とても疲れていたが。前日に懸命に働いたので。」

う~~ん、この和訳はどうでしょうか。意味は分かっていることは伝わりますが、ちょっと厳しいですね。普段このような訳し方をする人は、受験本番ではやってはならないこととして覚えておきましょう。採点者によってはマルをつけてくれるかもしれませんが、「和訳」なので、やはり日本語として自然な文にする方が安全です。つまり、試験の解答としては、日本語らしく後ろから訳すべきところは素直に後ろから前に戻って、「前日に懸命に働いたので~~~、私は5時に起きた」とするべきです。

左から訳して模試ではバツにならなかった人もいると思いますが、大学入試本番は無駄な失敗を避けるため、安全な道を選びましょう。後ろから前に戻した方がより自然な日本語になるところでは、そのように訳しましょう


失敗その3
極端に乱暴な字・小さい字・薄い字で書く

模試では許されるが、本番では許されないかもしれない失敗に、文字の書き方があります。

模試では、どんなに乱暴な字でも、判別のつかないような字でも、クセ字でも、採点者は何とか読んで採点してくれるようです。例えば、英字については:

「h」に見える「n」
「v」に見える「r」
「u」に見える 「a」

など、かなり好意的に見てくれます。例えば、どう見ても 「hot」 に見える 「not」 も、「この人は 「not」 のつもりで書いているのだろうな」と見逃してくれる場合がほとんどだと思います。

しかし普段ひどく雑な文字を書いている受験生は、危機感を持ってください。模試だから今まで失敗しないで済んできたのかもしれないと思った方がよいです。つまり、受験本番はバツになる可能性があるということです。

私の想像ですが、模試では解答用紙が返却されますので、採点者は文字の読みにくさを理由に簡単に×をつけるわけにいかないのではないでしょうか。なぜなら受験生から、「この前は同じ書き方で○だったのに今回はどうして×なんだ?!」とか「国語ではこの字で大丈夫だったのに、英語ではどうして×なんだ?!」など、採点者によって判断が異なることでクレームが来たら困るので、好意的に採点せざるを得ないのではないかと思います。

しかし大学入試本番は異なります。判読できないほどあまりにも雑な書き方であれば、模試の採点者と異なり、容赦なく×にするのではないでしょうか。大学受験の採点をする先生が、一人の受験生のために、時間をかけて読めない字を何とか読もうとしてくれるなんて想像できません。また、大学受験生が not を hot と書くはずがなくても、hot にしか読めなかったら、迷わず×にする可能性が高いと思います。

長い間必死に勉強してきたのに、入試本番で文字の乱雑さなどというつまらない理由で失敗したら悲しすぎます! 極端に小さい字や薄い字も同じです。採点する先生が「これは読めない」と判断すれば、バツになることでしょう。読めなければ採点することができないからです。

受験本番で、極端に乱暴な字・小さい字・薄い字を書くのは、大失敗につながります。絶対にやってはいけないことです!

しかしクセになっていることを、入試当日だけ気を付けるのは難しいものです。文字の書き方にクセのある人は、過去問を解く際なども、ぜひ注意して、読みやすい字を書くことを心がけてください!

以上、入試本番で失敗しないために、やってはいけないことを挙げてみました。過去問を解く際などに、参考にして、実践していただけたら嬉しいです。

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posted by 菜の花子 at 00:13| Comment(0) | 模試 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月21日

【東工大得点開示】の結果です!自己採点との違いは?

東工大から入試成績の得点開示が届きました!

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結局合格最低点より随分余裕で得点できていました。それなら合格発表前にあんなにドキドキ心配する必要はなかったんだな~~という感じ。

本人の話では、数学の出来が悪かったので、合格できるか自信がなかったのだそうです。
自己採点では、数学は115点くらいを予想。ところが実際はそれより40点も多くとれていました。
どこかで点を拾ってもらってたのですね。大学入試って分からないものです。

逆に英語は、自己採点は120点くらい。実際はそれより20点も下回っていました。
記号で答えるところはほとんどできていたとのことなので、下線部和訳と英作文で取りこぼした模様。

駿台模試や河合模試などでは、和訳や英作文などの記述問題はかなり部分点をくれますよね。
私も、生徒の模試結果を今まで山ほど見てきたので分かります。
しかし東工大の英語については、(おそらく他の大学も??)模試ほど簡単には部分点はくれないということかもしれません。

そもそも大学入試本番で、1題の英文和訳や英作文に対して、模試ほど細かく区切って親切に採点してくれるだろうか? 駿台模試や河合模試では、和訳や英作文が未完成でさえあっても部分点がもらえたりするラッキーなこともありますが、少なくとも、入試本番ではそうはいかないのでは?

記述問題にどれだけ部分点をくれるのか、くれないのか、過去問をやって自己採点するにも、大学受験生は予想しずらく悩ましいことですね。

ただ、模試で部分点をもらってそこそこの成績がとれたとしても、本番では同じようにはいかないだろうことは、頭に入れておくべきです。もちろん模試でも入試本番でも、部分点狙いで、記述問題もあきらめずに最後まで解くことは大切ですが。

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posted by 菜の花子 at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 模試 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする